夢見る乙女ばあさんの話
ここで私のばあちゃんの話をひとつ。
私のばあちゃんとじいちゃんは、
父方も母方も元気に生きております。
前置きで言っておきますと、
うちのばあさん達はとてつもなく可愛い。
ああ、こりゃ敵わんな、、、
と思うことがたくさんあります。
「え、おばあちゃん可愛い???
嬉しいわあ〜」
と喜ぶばあちゃん達ですが、
しかし若い私がお年寄りを可愛いと思うなんて
なんということでしょう…
と私自身不思議で仕方ありません。
ついでに、可愛いことに関して
世界一と言いたいところですが、
ばあさん達は2人いますので、
世界二としておきましょう。
さて、
今日語るのは、母方の方。
御歳78になります。
まだまだ元気で見た目も心も若いです。
私は昔からばあちゃんっ子でしたので、
父母に言えないこと、学校でのあれやこれや等の秘密事をたくさん話しておりました。
というのも、
家が近いんです。
小学生の頃は神奈川−愛知ほど離れていましたが、
中学からはばあちゃん家から5分ほどのところに私も住んでいました。
お互い、秘密な色んな事を話し合います。
1番よく話す内容としては、
恋バナ。
私は、自分の身の上の恋愛話をばあちゃんに聞いてもらっていました。
それに対してばあちゃんは、
私のタイプはね、とか
こういうシチュエーションがいい!とか
アナタは女子高校生ですか?ばりの恋バナをしてくれます。
隣にじいちゃんいるぞ、、、
と思いながら
いつも恋バナは本当に楽しいんです。
恋バナあたりから分かるとは思いますが、
母方のばあちゃんは本当に若い。
あ〜これは完全に花男に影響されたな。
と聞いた当時は思いました(笑)
聞いてるこっちは、
息子じゃん、、いや孫じゃん、、、
と思いながら、
「そっか〜〜よかったね〜〜☺️」
それから、ばあちゃんは猫が大好きです。
どこかへ旅行に行った際は、
猫のハンカチとか猫の飴とか、
とにかく猫グッズをお土産にすれば間違いない!と孫は常々思っています。
ばあちゃん自身も1匹猫を飼っています。
その猫ときたらこれまたイタズラ好きで
全然言うこと聞かない。
そんな猫に、ばあちゃんは
「今日もバニちゃん(猫の名前)が1番可愛いね〜〜」
「バニちゃんはいい子だね〜〜」
なんて言うもんだから、
猫は全く言うことを聞かず。
猫は、
「僕(オス)はいい子なんだ」
と勘違いしていることでしょう🐈🐈
ばあちゃんがバニラ(猫の名前)を甘やかしているから、バニラはいつまで経ってもイタズラばっかりするんだ…
と親戚一同感じていることでございますが、
ばあちゃんが幸せならそれでいいのです(笑)
心が若くいつまでも夢見る乙女ばあさん
とは彼女のことを言うのでしょう。
なんだかんだ言って大好きなばあちゃんには
これからも長生きしてもらって、
ぜひ曽孫の顔を拝んでもらいたいものです。